さーて。息抜きすっか。


by Atopos1

歌舞伎@渋谷

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観てきました!コクーン歌舞伎 『夏祭浪花鑑』!!!
も~~!!めっちゃぁぁぁよかったぁぁぁぁ!!!
時間を忘れ、我を忘れるくらい、最高に面白かった!!
劇場が小さめなせいか、役者と観客の距離が近く感じられ、一体感を十分に味わうことが出来た。
最高に熱狂した、あっという間の3時間だった・・・




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『夏祭浪花鑑』 は、日本、NY、ヨーロッパ、全ての公演で微妙にアレンジが異なるのが見もの。
特に最後の大捕り物のシーン、背景の壁が外されて舞台が外とつながり、本物のパトカーと警察が登場する「FREEEEEEZE!!!(動くな!!!)」のNY版は有名。
先日のベルリン公演では、演目の最初と最後にドイツ語の台詞が登場したらしい。


そしてこのコクーン歌舞伎。
今回は欧州公演直後ということもあり、ラストシーンがどのように進化したか楽しみにしていた。

大捕り物の幕が始まって、歌舞伎のものとは思えないほどの激しい照明の演出の中、ミニチュアの街並みを使った遠近法による目まぐるしい団七(勘三郎)の逃走劇が繰り広げられる。
笑える要素も随所に散りばめられた、アクロバティックな大立ち回り・・・。もう目が離せない。

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そしていよいよラストシーン(以下ネタバレあり)。






追っ手から逃げる団七と、その逃走を助ける徳兵衛(橋之助)の行く手に、ブロック塀が立ちはだかる。
よく見るとこの塀、カラフルなスプレーで落書きされている。



ん・・・?もしやこれは・・・?!!!



と思い、目線をブロック塀の上方に移動させると、そこには




“TOTAL DEMOKRATIE” の文字。
( Total Demokratie = 「完全なる民主主義」 )




そう、行く手を阻む壁は、なんと ベルリンの壁!!!




その堅固なベルリンの壁を虚しく叩く団七・・・







と思った3秒後、ベルリンの壁、崩壊!!!!  笑


まるでマリオが崩したブロックのように壁はがらがらがっしゃーんと崩れ、西ドイツ(妄想)になだれ込む団七と徳兵衛・・・







とそこに!!!






う~~~~~う~~~~~~





“POLIZEI” と記された、緑&シルバーの見覚えある車体が!!



そう、ドイツ警察!!!


猛スピード&「キキーッッッ!!!」という急ブレーキでぴたりと二人の行く手を塞ぐ。


そこで団七と徳兵衛は御用・・・







ブラボーーーーーヾ(´▽`*)ノシーーーーー!!!






ほんと、まさかベルリン公演の後で、このタイミングで、背景の壁にベルリンの壁を持ってくるとは・・・

そしてパトカーまでドイツ仕様にするとは・・・!!!

しかも、ベルリンの壁、無事崩壊させてるしね!!!


もう、串田監督、最高です。。
さすが、欧州公演、やっただけでは終わらせない。
そこから新たなインスピレーションを得て、しっかり次回の公演に生かしてる。


ベルリンマニアの私にとっては、かなり堪らない、粋な演出でした。

あまりに期待以上のユーモアだったので、思わず先頭切って拍手しちゃったよ。笑


いや~。。。毎日通いたい、コクーン歌舞伎。。


興奮未だ冷めやらず、ぼーっとしちまってます。。
恐るべき、歌舞伎の魔力。



今回の演目、『夏祭浪花鑑』のハイライトをご覧になりたい方は、コチラ




それから今日嬉しいことに、ぺーさんの計らいで、出演者の一人である中村橋弥さんにお会いすることが出来ました。
橋弥さんは中村橋之助さんのお弟子さんで、欧州公演のメンバー。この演目では一人4役をこなしていらっしゃいます。
わざわざ開演前に時間を取ってくれ、自己紹介と二三会話を交わした後、連絡先を交換してくださいました。
ほんの短い時間でしたが、すごく貴重な体験になりました^^
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by Atopos1 | 2008-06-24 01:55 | イベント