さーて。息抜きすっか。


by Atopos1

人間は考える葦であるからして

最近よく学力低下が叫ばれているけれど、昨日の新聞にOECDの学力調査の結果が載ったことでさらに注目度が高まってますね・・・

騒ぎ過ぎっちゃぁ騒ぎ過ぎのような気もするんだけど、まぁ実際年々順調に(笑)順位が低下しているのでしょうがないでしょう。
どうやら韓国とフィンランドが頑張っているよう。
日本は読解力がダメみたいですね。やっぱり。。
読書離れが影響してるのかなぁ?でも一概に読書離れとは言い切れない気がするんだよね。
最近どこの学校でも朝読書はやってるし、図書館利用者数のデータも「増加」ということで出ているし。
ということは、おそらく「読書」の「内容」や「質」は・・・?という部分もあるのでしょうね^^;


でも根本的に、あの日本特有の教育方針に問題があるんじゃないかなぁ。
一般的になってる選択式の試験とか、年号と出来事をただ暗記するだけの詰め込み式とか。
あれじゃ全く興味持てないし、まして自分から進んで勉強しようなんて気は起きない気がする・・・

最近ドイツの教育システムに関する文献を読んだり、実際のドイツの授業がどんなものだったかについて話し合う機会があったんです。
それで気づいたのは、こういういわゆる「詰め込み式」(というよりは「上っ面撫でただけ式」って言った方がしっくりくるような・・・^^;)をやってるのは見事に日本だけだということ。
例えば政治学の授業。ドイツでは教師が議長役になってテーマを提示し、あとは生徒達にディスカッションなり発言なりをさせて要点を理解させるようです。
欧州の教師はほとんどが修士以上の学位を持っているため、かなり専門性の高い話題も普通に扱われていたりします。
また授業中どんなに議論が脱線しようが、そこは教師の手腕如何で修正可能。生徒が関心を持った箇所は退けたりせず、簡潔に説明して納得させる。疑問を持ったままにさせない工夫があります。日本でありがちな「その話題はあとで」という権威主義的なお咎めはありません。
勿論テストも口述式・論述式なので、日頃から深く理解し、自分の言葉で説明出来ることが求められるのです。

日本は高校までは詰め込み式、受動的な授業がほとんどで、大学からいきなりディスカッション式、積極的な授業に切り替わったりします。
私など大学入学当初、授業方針のあまりの変わり様に、「えっ、今まで高校でやってきた勉強は一体どこで役立つわけ?」と思ってしまいました・・・
だって例えば歴史の授業。
今までは「年号と出来事が一番大事!」と教えられてきたのに、大学に入った途端「年号は別にどうでもいい、時代背景と思潮が大事」と言われるのですから・・・やれやれ。


んで話を最初のOECDに戻すと(笑)、
この機関が重視しているのは応用力!そして読解力!ポイントは、どれだけ実生活に引き寄せて「考えられるか」です。
日頃「考える」という行為を要求せず、選択式で全て済ませてしまっている今の日本じゃ、そりゃ順位を伸ばすのは難しいですよね。。
採点がめんどくさい、なんていってる場合じゃないぞ、日本の教師陣よ!笑

あ、でも別に日本の教育システムより欧州の方が絶対いいって言ってるわけじゃないのよ。実際ドイツは日本より順位が下ですし・・・。
ただ、見習うべきところもあるのは事実だと思うのです。取捨選択して、日本に合ったシステムが確立されれば一番良い。

というわけで、中学高校レベルから考える行為を中心とした授業にしてもいいんじゃないかなぁと思った工藤でした。
それに慣れれば、大学でももっと高いレベルで学べるはずだし。(学費も、タダじゃないしね;;)
頭の柔らかい内に、議論の楽しさを知っていて損は無いんじゃないかしら。
人間は考える葦なんだってさ。考える力があるなら、使った方が楽しいに違いない。

私も最近議論したくてたまんないよ。お仲間求む。笑
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by Atopos1 | 2007-12-06 23:56 | その他