さーて。息抜きすっか。


by Atopos1

憑神

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       『憑神』
       浅田 次郎





久々に現代作家の作品を読んでみました。
店頭で山積みになってる所から、一冊お買い上げ。
「映画化」の帯に弱いんです(笑)。そして公開前に読みきりたいという性質。

うーん現代作家の作品も面白いね!
今まで浅田次郎ってあまり読んでこなかったけど。
ぐいぐいストーリーに引き込まれてしまって、半日で読み終わりました。

何と言うか、小気味良いテンポと語り口で進むのがいい。
幕末の雰囲気もとてもよく描写されているし、ユーモアも交えてあって、とても読みやすかったです。
そして面白いだけではなく、すごくいいことが作中に描かれているのね!
『限りある命を惜しむのではなく、限りある命だからこそ輝かすことができる』
んだってさ!
ほぉ~。物も取り様、何だか前向きにさせてくれます。
この他にも色々人情味の溢れるいい話が出てくるよ。色々考えさせられました。

最近、海外作品をお堅い日本語に翻訳した物ばかり読んでいたので、日本人作家が日本語で書いている本はなんだか温かみがあると言うか、読んでいて苦にならないと言うか。
純粋に「読書」という行為を楽しめた気がします。
やはり微妙なニュアンスを伝えるには、間に翻訳という工程を挟まないのが一番なのかしら。
そういえば大学の教授陣も、「翻訳者の意図が入り込んでしまうから、なるべく名著はオリジナルの物を自分でもう一度精読すること」なんて言っていたなぁ。。。
↑多分無理。

いやはや、やるべきことをそっちのけにして読書に耽ってしまいましたが、良い息抜きになりました。
現代文学ブームが私の中で起こりそうです。

幕末萌え、武士道萌えする人は、楽しめること必至の一冊。笑
映画も観たくなりました。(→公式HPはコチラ。)
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by Atopos1 | 2007-06-13 01:19 |